全国教育関係神職協議会公式サイト

本会のあゆみ

本会は、昭和35年の発足以来、次の綱領を掲げて活動を行ってきました。

全教神協綱領  一、私たちは日本の伝統を守り、神道精神の高揚に努力する。  一、私たちは常に中正を守り、日本にふさわしい教育の振興に努力する。  一、私たちは国家の隆昌と世界の共存共栄とに努力する。

全教神協シンボルマーク

設立以来の目的は、戦後GHQの占領政策によって失われた日本人の精神を取り戻すことにありました。特に、教育においては大切な徳目について記された「教育勅語」が否定され、「公」より「私」を大切にした教育がなされることになりました。それにより、行き過ぎた個人主義が蔓延し、そこには愛国心はもちろん、国旗や国歌も否定するという風潮で溢れました。

そこで、本会は「教育勅語」の精神を再評価し、日本の神話を教え、国を愛する心を大切にする教育を標榜し、活動を行ってきました。

その目的は第1回全国大会から変わることなく、以下の年表に記されているように、さまざまな活動を通じて会員の意識啓発を図ってきました。また、過去には教育勅語の復効や学校において日本の神話を教えることなどについて、政府への要望なども行っています。

活動年表

昭和28年

  • 神社本庁が教育関係神職組織化のため該当者の全国調査、教育関係神職対象懸賞論文募集を実施
  • 神社本庁主催、教育関係神職協議会第1回予備会議

昭和29年

  • 第1回教育関係神職協議会会合、参加者により教職兼務神職の組織化を自発的に決定
  • 神社本庁が神社庁に都道府県単位教育関係神職協議会の結成を指示

昭和35年

  • 神社本庁が日教組/高教組を脱退した教育関係神職の全国調査を実施、59名の脱退者を報告
  • 全国神職兼務教職員協議会(全神協)結成趣意書を全国に頒布
  • 神社本庁の教職兼務神職の日教組脱退調査・全神協結成の動きに対して、日教組は組合員への不当行為であるとして抗議を申入れるも、神社本庁はこれを拒否
  • 全神協結成大会(第1回全国大会)

昭和37年

  • 会報『教育の本流』創刊
  • 神社本庁指導下に組織された各県の神職兼務教職員協議会(教神協)が、発展的解消のもと全神協の下部組織となる
  • 『全神協概要並に教育の本流について』刊行

昭和39年

  • 神社本庁の指定団体となる

昭和40年

  • 教化資料『ふるさと』刊行
  • 第6回全国大会、会名を「全国教育関係神職協議会」と改称(略称は引き続き「全神協」)
  • 全神協シリーズ第1集『教育の本流~全神協の理念と使命』刊行

昭和42年

  • 神社本庁評議員会において、建国記念日制定功労者として本会に感謝状
  • 全神協シリーズ第2集『教育箴言集』刊行
  • 神話伝承の重視等、公明正大なる教育道の確立に関して剣木文相あてに請願書を提出

昭和43年

  • 全神協シリーズ第3集『家庭のしつけ』刊行
  • 神話伝承の重視等、公明正大なる教育道の確立に関して灘尾文相に請願書を提出

昭和44年

  • 全神協シリーズ第4集『再び仰ぐ教育勅語』 刊行
  • 創立10周年記念第10回全国大会(於愛媛県/和霊神社)
  • 教育勅語公的復効実現請願書を佐藤首相、坂田文相、松田衆院議長、重宗参院議長に提出

昭和45年

  • 教育勅語復効署名運動はじめる
  • 全神協シリーズ第5集『神話教育』刊行
  • 教育勅語複効署名簿を衆参両院議長に提出、署名数11,931名

昭和46年

  • 全神協シリーズ第6集『僕の神さま―神道教化の信念―』刊行

昭和48年

  • 全神協シリーズ第7集「神話教育(続編)」刊行

昭和50年

  • 全神協シリーズ第8集『郷土教育の進め方』刊行

昭和51年

  • 教育勅語復刻頒布はじめる
  • 日本教育道確立に関する請願書を文部省諸津初中教育局長あて提出
  • 指定団体合同行事として、政府主催による建国記念日奉祝行事並びに天皇陛下御在位50年奉祝行事の実施方要望書を総理府に提出する運動をはじめる

昭和52年

  • 「君が代」の国歌規定を支援し神話伝承を教材に採用するよう要望する文書を海部文相に提出
  • 「君が代」の国歌規定を支援する文書を指定団体合同で海部文相に提出
  • 一世一元法制化(元号法制定)署名簿を総理府に提出

昭和55年

  • 全神協20年記念誌『日の丸を仰いで―全神協20年の歩み―』刊行
  • 創立20周年記念第21回全国大会(於島根県/出雲大社)

昭和59年

  • もりのむかしばなしシリーズ1『かんだちが池』刊行

昭和61年

  • 本会設立25周年記念事業「地区別研修会」

昭和63年

  • もりのむかしばなしシリーズ2『ばけもの退治』刊行

平成2年

  • 全神協30年記念誌『日の丸を仰いでー全神協30年の歩みー』刊行
  • 創立30周年記念第31回全国大会(於福岡県・宮崎宮)
  • 御大典記念事業として大嘗宮拝観、武蔵野 御陵参拝(約80名)

平成4年

  • 冊子『国際化時代における伝統教育―国旗国歌の問題を中心として―』刊行

平成6年

  • 冊子『国際化時代における伝統教育2―学校5日制への対応―』刊行

平成7年

  • 阪神/淡路大震災に際して兵庫県教神協に義捐金を贈呈
  • 冊子『国際化時代における伝統教育3―家庭教育について―』刊行

平成8年

  • 冊子『戦後教育の現代的課題』 刊行

平成9年

  • 社報型教化ファイル『神々の恵み』刊行

平成10年

  • 冊子『未来に生きる日本人の教育ー正しい歴史認識を深めるために―』 刊行
  • 中央教育審議会の中間報告に対する公聴会に髙木副会長が出席

平成11年

  • トルコ大地震並びに台湾大地震に際し、神社本庁を通じて各大使館に義捐金を贈呈

平成12年

  • 神道政治連盟国会議員懇談会結成30周年記念祝賀会(5・15)における森首相発言に対し、首相官邸にファックスにて賛同の意を表明
  • 創立40周年記念誌『日の丸を仰いで―全神協40年の歩み―』刊行
  • 「教科書改善連絡協議会」への活動協力及び教科書採択状況にかかる「学校教育現場にかかる実態調査」実施
  • 教育勅語渙発100周年記念事業として「言の葉」を募集
  • 教育勅語渙発100周年記念事業の書画集第1弾『ふっと気づいてふっと感じて』を展転社より発行(協力:大阪府神社庁)

平成13年

  • 扶桑社から歴史教科書採択に関する現状調査依頼に対する通知
  • インド大地震神社本庁義捐金に協力
  • 教育勅語渙発100周年記念事業の書画集第2弾『こころの瞳で』をおうふうから発行(監修:高橋史朗氏)
  • 書画集『こころの瞳で』原画展(於東京/代々木「ルッコラ」)

平成14年

  • 「学校教育現場にかかる実態調査」結果を神社新報紙上に掲載

平成15年

  • 各県教神協宛、「総合学習に関する資料提供願いの件」「近隣諸国による干渉から歴史教科書を守るための署名取纏め方依頼の件」を依頼、1,299名の署名を獲得

平成16年

  • 平成16年水害/台風及び新潟県中越地震における神社義捐金、スマトラ島沖地震神社本庁義捐金に協力

平成17年

  • 「教育基本法の早期改正を求める請願署名」、3,115名の署名を獲得、神社本庁へ手交
  • 創立45周年記念事業として教化書籍『大きな力―神々の恵み』第2集発行
  • 平成18年度の中学校歴史/公民教科書採択に向けて各県神社庁と連携して学習指導要領に則した採択を求めるメッセージを発信

平成19年

  • 第1回現職教員研修会を開催(於神社本庁)

平成20年

  • 学習指導要領案に対する文科省意見公募(パブリックコメント)に意見提出方勧奨
  • 日本教育再生機構「道徳教科書」勉強会に諏訪副会長出席(於国民精神研修財団)、以後5回出席

平成21年

  • 第50回全国大会(於鳥取県)併催の総会にて、本会の略称を「全神協」から「全教神協」に変更
  • 50周年記念事業として記念誌発行、巡回シンポジウム(地区研修会)等の実施を決定

平成23年

  • 東日本大震災被災神社の神社本庁義捐金に協力
  • 創立50周年記念誌『日の丸を仰いで―全神協50年の歩み―』刊行

平成24年

  • 教神協会員実態調査を実施

平成25年

  • 新しい歴史教科書をつくる会鳥取県支部・教育を考える鳥取県民の会で河合会長講演

平成27年

  • 「道徳の教科化」に関する文科省意見公募(パブリックコメント)に意見提出勧奨
  • 中学校歴史・公民教科書採択にかかる「教科書展示会」開催につき、意見提出勧奨

平成28年

  • 熊本地震の神社本庁義捐金に協力

令和元年

  • リーフレット『全国神社関係神職協議会入会のご案内』発行

令和2年

  • 新型コロナウイルス感染症の影響により、現職教員等研修会及び全国大会を中止に
  • 中学校歴史・公民教科書採択「教科書展示会」開催につき、意見提出勧奨
  • 教神協会員・組織調査を実施

令和3年

  • 新型コロナウイルス感染症の影響により、現職教員等研修会及び中央研修会、総会をリモートで実施
    全国大会は中止に
  • 創立60周年記念誌『日の丸を仰いで―全神協60年の歩み―』刊行

本会のあゆみ 神道の心に基づいた、日本に相応しい教育の振興を

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